霊的真理を実践することは何と楽しいことか！と最近とても強く思います。

その一番の理由は、日々の実践によって霊的成長するだけでなく、自分の足りなさが補われ矯正箇所が正されていくからです。
それにより1年前とは違う自分に、すなわち、より神性を発露した自分に出会えるのですから真理を実践することは格別に楽しい！と私は思うのです。

さて今年初のブログ（1月1日更新の「日常の中のシルバーバーチ」）に書いた通り、真理を知った当初は、真理実践（霊中心で利他愛に徹すること）がとても難しく、霊と肉、利他愛と利己愛の間を行ったり来たりの毎日でした。

それが最近ようやく霊主で利他愛発露に手応えを感じるようになったのは、行ったり来たりの葛藤の中で、少しずつ足りなさが補われ、わずかながら矯正箇所が正されたのだと思います。

それは何を意味するのかとなると、足りなさや矯正箇所は人によって違っても、それらを補い矯正する方法は同じということです。

“真理実践こそがその唯一の方法”であり、この足りなさにはこの実践が必要とか、この矯正にはこれを行うなどとあれこれ考える必要はなく、ただ一途に神の摂理にそう努力をすればいいのです。霊主で利他愛発露に励めばいいだけなのです。そうした中で性格や人格も培われ向上していくのです。

こう理解すると真理実践がますます楽しくなりますが、なぜ真理を実践すると足りなさが補われ、矯正箇所が正されるのかとなると、足りなさや矯正箇所の多くが本能由来のものだからです。

そのプロセスは以下の通りです。
真理実践によって顕在意識中の霊的意識が拡大する一方で、本能意識の割合は縮小し、それに伴い本能由来の足りなさも矯正箇所も縮小するのです。

それはすなわち、自分の足りなさや矯正箇所がどれほど多くても悩む必要はなく、ただひたすら霊中心に利他愛発露に徹すればいいということです。

それにしても神の摂理は何とシンプルなのか！！と感嘆しますが、私たちのこうした真理実践の努力は、真我である霊の質を高め、それにより高次の波長に触れて、その高い生命の界層の霊たちからインスピレーションを授かるとともに導きや援助が得られるのです。

そうなると、顕在意識中の本能意識の割合はますます縮小し、それに伴い足りなさや矯正箇所もますます減ることになりますが、それは当然だと思います。

なぜなら“霊的成長”とは、足りなさが減ること・無くなることであり、矯正箇所が正されることだからです。

しかし人間である私たちは、永遠の時間を掛けても完全な霊的成長は望めませんしあり得ません。
なぜなら、足りなさゼロ、矯正箇所ゼロは神の領域だからです。完全は神にしかできないのです。

ですが真理実践によって神の領域に近づくことは可能です。
なので、最期まで頑張りたいと強く思います！！

2019年02月15日