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【第34回】 ニューズレター32号から広がった私の愛の領域
ニューズレター32号には、霊界の事情と摂理から見た愛について述べられており、格別興味深く、また楽しく読みました。読めば読むほどに心が広がり、沢山の喜びを頂いたように思います。一つ目のテーマ「霊界の大審議会と現在のイエス」からは、今の霊界の事情が手にとるように分かり霊界への思いが一段と強まりました。
イエスもシルバーバーチも今なおこの宇宙に生きて、神の道具として地球人類のために私達と共に働いてくれていること、そして地上界は霊界と常に呼応し連動して営まれていることを知り、心に明かりが灯ったような温かさを感じました。
また「皆さんの名前も、イエスの耳に届いているかも知れません」という一文には、霊界を至近に感じ嬉しさで涙がこぼれました。そしてイエスの耳に名前が届いていたら、なんて素敵なことかと思う反面、素性や行いまでもが逐一報告されているかもしれないと思うと、うかうかしていられないと背筋がピンと伸びました。
しかし、今の私程度の貢献ではイエスの耳に入るどころか名簿にも載っていないと思いますので、これから精一杯貢献していきたいと思います。
今まで遠い存在だったイエスやシルバーバーチが、人類の大先輩として、頼れる兄として急に身近に感じられるようになり霊界と物質界の境が消えました。
もう一つのテーマ「神の摂理と愛の世界」は、私の愛の領域を一気に広げてくれたように思います。
「人間の霊的成長は、愛の関係をつくり、愛の実践を重ねることで達成される」という一文は、心に強く響きました。神から受けた愛は人に与えてこそ愛本来の価値が発揮されるのであり、人に与えない限り発揮されないこと、そして与えれば与えるだけ霊的成長という大きな成果が得られることを知りました。さらにその愛の思いは動植物に広げてこそ、神性を賦与された責任を全うできるのだと思いました。
また、地上人の愛の実感度は霊界で感じる影のようなものだそうですが、その通りだと思います。
私自身が愛だと思っていることが、果たして本当に愛なのか、ただの独りよがりな感情ではないのかと疑問に思うことがしばしばあるからです。それほど地上で感じる愛は希薄であり、それを表して影というのだと思いますが、そんな影のような愛さえ実践できない自分を情けなく思う一方、影のような愛でも自分が愛だと思うことは迷わず実践していきたいと思いました。
現実味のある霊界の愛とはどんなものなのか、今の私には想像すらできませんが、いつか必ず味わえる日が来るので楽しみにしています。
さらに、今号には「霊的上下関係」についても詳しく述べられていますが、それを知ることは本当に大切だと思います。そうした上下関係があることを知らなかったがために、苦しい思いをしたことが過去にあるからです。
愛のエネルギーは高いところから低いところへと流れるという摂理を十分に理解していたなら、霊的上位者が先に愛して当然です。ですから、相手の年齢に関係なく、慈しみの心と寛容の心が持てたのではないかと思い反省しました。こうした体験から言っても、霊的上下関係を明確にすることは必要だと思います。
そして私は、霊的上下関係があることを知って以来、人から理不尽なことを言われたときは「愛は高いところから低いところへと流れる」とお題目のように唱え、先に愛するよう努めて自分の心を収めていますが、結構いい方法なので試してみていただけたらと思います。
今号のニューズレターから、愛の基本的摂理を学びましたので、これからは学んだことを活かしてより多くの人と、愛の関係をつくっていきたいと思います。
神ばかりか、イエスやシルバーバーチそして守護霊から、沢山の愛をいただいていることを知りとても幸せな気分です。
2006年03月01日