スピリチュアリストが目指すは、“謙虚な道具”ですが、そのために私は、下図を心に描き、スピリチュアリズムにおける自分の位置と、道具としての役割を確認しています。

造物である神と、被造物である私達地上人類……その私達を取り巻くスピリチュアリズム運動の全体像を心に描くことで、自分より進化した霊（イエスやシルバーバーチなどの高級霊）の存在が実感でき、謙虚な道具でいられるように思います。
次に、上図から見たスピリチュアリストの役割と心構えを列記します。

• 霊界の働きかけにいち早く感応し、地上の前線部隊の一員として人類救済に当たる。


• 霊的真理のPR係として、時期の来た人に霊的真理を純粋無垢のまま手渡す。


• 自己犠牲を厭わない高級霊に倣い、無私無欲で真理普及に励む。その際、自己の名声や利益は求めない。


• 高級霊が地上に働きかける為の“地上の足場”となる。


• 高級霊の思いと一つになり、全人類の幸せのために高級霊と共に働く。


• 自分の人生の全てを高級霊団に委ねることが、最高に価値ある生き方であると確信している。


• 地上に霊的灯台を築く為に、自分の人生の全てを捧げる覚悟がある。

霊界からの働きかけは、昼夜を問わず絶えず行われています。その働きかけに感応する人が増えれば増えるほど、霊力の地上への流入はますます増え、それが地上の浄化と霊的覚醒を促し、さらには、地上界の悲劇と不幸を根本から解決していきます。

よってスピリチュアリストは、高次の世界からの働きかけに感応できる最高級の道具を目指さねばなりません。それには自分の全てを霊界に委ねる謙虚さが必要です。
これからも上図を心に描きつつ、より高い波長に感応できる謙虚な道具を目指して参ります。

シルバーバーチの言葉です。 2008年09月15日