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【第126回】 「シルバーバーチの霊訓」はなぜ凄い - 14

今回は“信仰”を嫌っていた私が、「シルバーバーチの霊訓」と出合ったことで、信仰への思いが大きく変わったことを取り上げます。

私が嫌っていたのは盲目的信仰であって、理性に照らして納得のいく信仰、すなわちシルバーバーチが説く信仰ならば何の問題もないのです。嫌う理由もないのです。
それどころか今では、神と神の摂理を信頼して歩む信仰生活は、人生をより豊かにより価値あるものにすると確信しています。

“なぜ今自分がここにいて、ここで生きているのか”、その究極のことは何も分からない私達に創造主・神のご計画が分かるはずがなく、であるならばこれまで良きに計らわれて生きてきたように、これからも良きに計らわれて生きていくと信じる方が賢明です。

そしてこれこそがシルバーバーチの説く信仰であり、結局のところ地上人にとって信仰とは、「シルバーバーチの霊訓」を指針に生きることに他ならないのです。

となれば、「シルバーバーチの霊訓」に感動し、それを指針に生きると決意しながら、「信仰は嫌だ!スピリチュアリズムは思想だ。道徳だ!」というのは間違っています。

知っての通りスピリチュアリズムは信仰です!!それも地上で唯一の正しい信仰なのです!!

信仰してこそ意識変革がなされて、今自分は一時的逗留先の地球で永遠進化に向けて準備をしていると確信できるのです。精一杯利他愛に励めるのです。
そして、これこそが信仰の恩恵だと思います。

まさに“正しい信仰、恐るべし”ですが、一方“間違った信仰は、百害あって一利なし”です。正しい信仰を持たずに生きることは、装備をせずに冬山に単独登山するようなものであり、常に不安と恐怖と危険を伴います。

それほど重要な信仰ですが、日本人の多くは信仰と無縁の生活を送っています。しかし、信仰心がないわけではありません。

お金や財産、地位や学歴、科学や医学などを絶対的なものとして信頼するのも、ある意味信仰だからです。

お金信仰、地位信仰、学歴や科学や医学信仰などなど、この世には間違った信仰が数々ありますが、まずは地上宗教の信仰の間違いを正さなくてはなりません。

なぜなら間違った信仰の弊害は、あの世にまで持ち越されるからです。
ウィックランド博士の「迷える霊との対話」からも分かるように、キリスト教の熱狂的信者は地上を去ってからも相変わらず熱狂的です。

それは傲慢や無知、人を恨む感情より救いがたく、地上時代に間違った信仰をすり込まれた魂の悲哀を痛感します。

だからこそ私達スピリチュアリストは、正しい信仰を広めなくてはならないのです。間違った信仰のまま霊界入りする魂(霊)をなくすために、霊的真理に基づく正しい信仰の絶対性・有益性を人々に示す責務があるのです。

信仰が大嫌いだった私を正しい信仰へと導き、なおかつ神と神の摂理の信奉者に仕立てた「シルバーバーチの霊訓」は、やはり凄い!です。

そして、今私は正しい信仰を持てたことをとても幸せに思います。信仰に至ってこそ霊的真理は最高の宝になるのです。

シルバーバーチの言葉です。
地上人類に文明の汚点である信仰上の誤りを理解させ、それを取り除かせるために、
(中略)
わたしもイエスの指揮のもとに参加しているということです
(霊性進化の道しるべ/67ページ)


2013年08月13日