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【第129回】 「シルバーバーチの霊訓」はなぜ凄い - 17

今回も引き続き神観についてお話いたします。

正しい神観を知って驚いたのは、霊界人と地上人の神観が余りにも違うことと、地上人の神観の稚拙さです。

地上人の半数が新生霊であることを考えると当然と思う一方で、再生霊でも正しい神観を持てないのは肉体があるからで、改めて肉体の鈍重さを痛感します。

ところで霊界人は創造神を絶対信頼し、賛美し、敬慕し、熱烈に信仰しています。これこそ霊界人が神を鮮烈に実感している証です。でなければ、どうしてこれほど熱烈に信仰できましょうか。

その余りの熱烈さに時にジェラシーを覚えますが、神を求めてきたことにおいては地上人とて同じです。

太陽神信仰や山岳信仰、月神、星神、惑星神、風神、雷神、神木、動物信仰、さらに歴史上の人物や、現在生きている人を信仰するなど、地上人は様々なものを信仰対象にしてきましたが、これこそ地上人が神を求めてきた証です。

地上界の神観を信じられなかった私でも、神を求めてきたことに変わりはありません。しかし、どれほど求めても神を正しく知ることはできませんでした。
それほど神を知ることは地上人には難しいのだと思います。

そうした中で、シルバーバーチは人類史上初めて正しい神観を示してくれたのです。

そこで今回はシルバーバーチによって示された5つの神観の中から、私に生きる力と勇気と希望を与えてくれた“究極の目標としての神”を取り上げます。

その神観がなぜ私に力と勇気と希望を与えたのかとなれば、生きる目標が神一点に絞られたからです。

一昔前までは「末は博士か大臣か!」と子供の将来に希望を持ったものですが、私達人類の目標はそんな小さなものではないのです。神が目標なのです!!

もちろんそれは到達できない大きくて遠い目標ですが、神の子であり霊的存在者である私達には最も納得のいく目標です。

「末は博士か大臣か!」というのは地上次元の目標であり、永遠の目標ではありません。真の目標でもありません。

そんな地上限りの目標では、力も勇気も希望も湧きません。永遠に生きる霊的存在者の私達には不足です。物足りなくて奮起などできません……

霊には“永遠の目標・霊的な目標”が必要なのです。それでこそ霊として奮起できるのです。頑張る意欲が湧くのです。

そして今私は、“神”という究極の目標・永遠の目標に向かって生きる幸せを噛み締めています!!

究極で永遠の目標に向かって生きてこそ、幸せになれるのです。至福を味わえるのです。なぜなら神に向かって生きることは、利他愛を発現し霊的成長していくことに他ならないからです。

神の威力は絶大です……

これからも精一杯真理を普及し、一人でも多くの人に神を目標に生きる幸せを味わって欲しいと思います。

“神こそが究極の目標”と教えてくれた「シルバーバーチの霊訓」は、やはり凄い!です。

2013年11月15日