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【第31回】 第30回のコラムから考えたこと

先回のコラムを書いたあと、地上人生を小学生の生活に重ね合わせて考えてみたところ、地上人生の意味がより実感できるようになりました。シルバーバーチが言っている「地上は学校であり、トレーニングセンターである」という言葉の意味もよく理解できるようになりました。

小学生は、毎日学校へ行き時間がくると家へ帰り、夜は家庭で過ごす生活を繰り返しながら成長しますが、こうした小学生の姿と、地上人が霊界と地上を行き来して学び成長していく姿とが重なりました。

霊にとっては、霊界が家庭であり地上は学校というわけです。そして肉体はランドセルに当たります。私達地上人は毎日、朝の訪れと共に、肉体というランドセルを背負い地球学校に通います。
ランドセルが小学校に入学する際の必需品であるように、肉体は地球学校に入学する際の必需品ですが、恒久的に必要なわけではなく、あくまで地球学校に在籍している間の必需品であり、卒業すればいらなくなります。それは小学校を卒業すると、ランドセルがいらなくなるのと同じです。

こう考えるようになって、地上にいる限り肉体は大切にしなければなりませんが、肉体をかまいすぎたり、物的なことに目が向きすぎるのは間違いであることがよく分かるようになりました。
また「人間は肉体を携えた霊であって、霊を携えた肉体ではない」というシルバーバーチの言葉が、実感して分かるようになりました。

私達が、肉体というランドセルを、神から頂いて地球学校に入学して来た目的は、神から賦与された神性をより多く顕現するためであり、それ以外に入学してきた目的は何一つないのですから、在学中にできるだけ多くの神性を発現し卒業したいと思うようになりました。

私のランドセルはかなり古くなりましたが、まだまだ使えそうなので大切に使い、義務教育の場である地球でしっかりと成長していきたいと思います。義務教育を終えれば、好きなことに好きなだけ専念できる素晴らしい世界へ行けるのですから、それを楽しみに頑張りたいと思います。

2006年01月23日