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【第187回】 霊的真理に比べたら物質界のものは安ピカです……

初めにシルバーバーチの言葉を引用します。

霊的真理に比べたら物質界のいかなる貴重品も安ピカものです。<br> これから何千年も先まで生きられてから地上生活を振り返ってごらんになると、地上でほしくて仕方がなかったものよりも、地上で得た知識、地上で身につけた叡智の方がはるかに大切であることがお分かりになります。
(シルバーバーチの霊訓12/165)
世界がグローバル化したことで貧富の格差は拡大する一方です。富者はますます富み、貧者はますます貧しくなるという構図が、日本にも世界にも広がっています。

それに加えて、ロシアによるウクライナ侵攻は世界を分断させ、人々の間には不信や憎悪が渦巻いていますが、霊的真理を手にしている私たちは、どんな状況でも霊的真理を指針にして生きることに変わりはありません。

ただ、そのためには「霊的真理がいかに価値あるものか!」ということと同時に、「真理を指針に生きると何が良いのか!」ということを、しっかり認識する必要があります。

なぜなら、その認識がないと、どうしても地上の富や財産、地位や名声の方が重要に思えてしまうからです。

それと、もう一つ必要かつ重要なのは、人間は永遠に生き続ける存在であるという確信を持つことです。

シルバーバーチが死後何千年と生き続けているように、私たちも地上を去ったあとも生き続けるのですが、その確信が持てないと、地上の富や財産、地位や名声への欲望が消えずいつまでも執着し続けることになるからです。

ですが、確信するのはそう容易いことではありません。

なぜなら、目に映るものの全てが物質的なものばかりだからです。それに日々雑事に追われていると、地上界を去った後のことなど考えられなくて当然だからです。が、しかし霊的真理に出会った以上は、そこを踏ん張って物的なものへの欲望を捨て去る努力をしなくてはならないのです。 <br>でないと、シルバーバーチのいう“安ピカもの”を手に入れるだけの地上人生になってしまいます。

そこで私は、地上の富や財産、地位や名声を、子供のころ親から縁日で買ってもらった“ガラスの深紅の指輪”だと思うことにしています。

当時は欲しくて仕方がなかったガラスの指輪も、今では全く欲しいとは思いません。それこそ安ピカものですが、地上人が欲しがっている多くの物は、霊界から見たら全てがガラスの指輪なのです。

それはつまり、地上のものはどんなに高価なものであっても、地上を去ったらガラスの指輪になるということです。私たちも「なんであんなものを欲しがっていたのだろう」と思う日が必ず来ます。

もちろん地上世界で暮らすには生活用品が必要ですが、それも霊的真理に適う生き方をしていれば手に入るとシルバーバーチは言っています。

要は「物的なものを優先させる」のか、「霊的なものを優先させる」のかということですが、物的なものを優先させれば、ガラスの指輪は手に入りますが、死後の後悔は必須です。一方、霊的なものを優先させれば、地上では生活用品が手に入るうえに死後は喜びが待っています。

どちらを選ぶかは一人一人の自由意志で決めることですが、どちらが得かは言うまでもありません。

シルバーバーチの言葉です。
物的なものを最優先させようとする考え方が、そもそも間違いなのです。 <br>(中略)
心に宿す思念が霊的真理に順応したものであれば、霊と精神と身体とが調和し一体となって働くので、必要なものは必ず手に入るようになると言っているのです。
(シルバーバーチの霊訓12/168)


2022年11月15日