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【第110回】 「真理に出会えて、本当によかった!」
今回は、先日いただいた素敵なメールからお話させていただきます。(掲載はご了承済みです)「最近私は、“もし真理に出会っていなかったら、どんなにつまらない日々を送っていただろう”とよく思います。
朝起きて仕事に行き、帰宅して家事をして寝るという単調な暮らしの中に多少の娯楽はあっても、それは真理を学ぶほどの輝きはありません。
真理に出会っていなかったら、本当に毎日何をして時間を費やしていたのか?と思います。ただ漠然と漫然と目標もないままに過ごしていたかもしれません。
そう思うと、本当に真理に出会えて良かった!と思います。
これからは出会えたことを喜んでいるだけでなく、摂理に適う選択(霊を主に利他愛実践)ができるよう頑張りたいと思います。
また地上的・個人的なことを理由にして、スピリチュアリズムをなおざりにしてはならないと思います」
“真理に出合った”というたった一つの事実が人をこれほど変えることに改めて驚きますが、それは当然とも言えます。
なぜならその恩恵は計り知れないからですが、中でも“地上人生の目的を明確に知ったこと”は最高の恩恵だと思います。
それによって生きることに迷いがなくなり、霊的成長というたった一つの目的に向かってシンプルに生きられるようになったことは最高の恩恵と言えます。
それは波乱万丈の人生であっても霊的成長すればよく、順風満帆な人生でも霊的成長しなければ意味がない、無駄であるということです。霊的成長が全てであり、それ以外ないのです。
「霊は例外なく向上しなくてはなりません。それが宿命なのです」と「霊の書」(159ページ)に書かれている通りなのです。
霊にとって重要なのは進化であり、地上生活はその手段に過ぎません。
物的に恵まれる・恵まれないは重要ではなく、“地上生活を通して進化すること”が重要なのです。
もちろん、よき仕事、よき伴侶、よき家庭に恵まれることも幸せの一つの形でしょうが、その幸せと真理に出合った幸せとは次元において大きく異なります。
前者はこの世限りの一時的・物的幸せであるのに対し、後者は霊本来の幸せ、真実の幸せ、永遠の幸せを手にすることだからです。
それは地上でどんなに物的な幸せを得ても真の幸せは得られないということです。永遠に朽ちることのない霊的幸せを得てこそ(霊的成長してこそ)、人は幸せになれるのです。
これからも一人でも多くの人に真の幸せを知っていただけるよう、また一人でも多くの人に「真理に出会えて、本当に良かった!」と思っていただけるよう、精一杯真理を普及していきたいと思います。
それが私の最高の喜びであるのは言うまでもありません!!
2012年04月15日