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【ニューズレター48号から思うこと - 4】 

最終回の今回は、ニューズレターの次の言葉から考えて参りたいと思います。
伝染病の大量発生には、必ずつもり積もった「人類共通のカルマ」という原因が存在しています。
(NL48号/29ページ)
大半の地上人はバクテリアやウイルスが伝染病の原因だと思っていますが、真理を知ると直接的原因(物質的原因)はそうであっても、根本的原因(霊的原因)は、人類の摂理違反であることがよく分かってきます。

それは出来事の全てに、原因結果の法則(摂理)が働いていることを知るからです。

ですから伝染病の大量発生には、新薬の開発(抗ウイルス薬やワクチンの開発)も重要ながら、それより重要かつ優先されるべきは、真理の普及であると確信するようになります。

まして新薬の開発には動物実験が必要ですが、それがまた新たなカルマになると思うと、真理普及の重要性をますます強く感じるようになります。

では何故つもり積もった「人類共通のカルマ」が、伝染病の大量発生の原因になるのでしょうか。

それについては非常に難しい問題なので軽々しいことは言えませんが、私が考えたことを少しお話させていただきます。

神は、人類が神の代理者として動植物を愛することで、共存共栄の関係を築くことを願っておられます。それが地球の進化と神の創造美化計画の推進に適うからです。

ところが人間は、動物を愛するどころか虐待し続けてきました。自由意志が与えられていることをいいことに、動物をまるで人間の所有物のように扱ってきたのです。

時にはペットとして過剰に可愛がり、時には食用に殺害し、時には新薬や化粧品の開発実験に使うなど好き勝手にしてきたのです。そこには生命の尊厳など微塵もありません。

つまり人間は「生命(動物)は神のもの」という基本的生命原理を無視してきたということです。
となれば、その摂理違反は当然人類共通のカルマになります。カルマは苦しみを持って償わなければなりませんが、「伝染病の大量発生の脅威」こそがその償いなのだと思います。


つまり人類が伝染病の大量発生に怯えるのは当然ということです。人類が動物を共に進化していく仲間として愛するようにならない限り、その脅威から逃れることはできないのです。

肉食をやめ動物実験をやめ摂理の中で暮らすこと。それが人類を伝染病の大量発生の脅威から救うのです。


また現代の食事(肉中心)も、伝染病の大量発生の遠因になっていると思います。

それはシルバーバーチが「人間は大地のものを食するのが望ましい」と言っているからです。

人体の生体システムは、大地のものを食したとき(摂理に適うものを食したとき)最も効率よく機能し、肉食など摂理に反するものを食すれば食するほどその機能は弱まります。

つまり生体システムの機能低下が、伝染病の大量発生に拍車をかけるということです。

※注釈  生体システム(ホメオタシス・免疫システム・自然治癒力)については「ホリスティック健康学・ホリスティック栄養学入門」に詳細に書かれています。

肉食が摂理違反であることを知った以上、スピリチュアリストは率先して肉食をやめることだと思います。それが地上から肉食の習慣をなくすことになるのです。

とは言っても肉食の全廃には何百年もかかることでしょう。が、それでも誰かが始めなければ何も変わらないのです。

分かった者から変えていく、それが地球を浄化し人類を救済することになるのです。

これからも精一杯摂理に適う生活への努力をし続け、少しでも地球浄化に寄与したいと思います。

2010年05月15日