6回にわたりお話してきた“霊界への強い信頼が重要”シリーズは、今回が最終回です。

1回目は、辛いことの多い地上人生を明るく生き抜くために、
2回目は、孤独に絶えるために、
3回目は、霊的同胞意識を持つために、
4回目は、死を喜びとして迎えるために、
5回目は、物質主義から抜け出すために、
6回目は、利他愛を発現するために、

霊界への強い信頼が重要であることを、お話させていただきました。

この世の損得よりも、摂理を守ることの方が重要と思うにも、
この世の価値観や概念や慣習に囚われず、霊としてのびのびと生きるにも、
人間は死後も生き続ける霊的存在だと確信するにも、
理不尽なことには埋め合わせの原理が働くと確信するにも、
霊界への強い信頼が必要なのです。

霊界への強い信頼が真理実践の意欲を沸き立たせ、それが地上人生を価値あるものにするのです！！

もし霊界への強い信頼がなかったなら、真理実践ほどバカバカしいことはないと思うはずです！！

さらに霊界への強い信頼は、生きる目的・生きる焦点を、地上界から霊界へ、目先のことから永遠へと変えていきます。

それが全人類を霊的同胞と見なすこととなり、それが真理普及の使命感となって道具として歩み出すことになるのです。

つまり霊界の意向に沿った真理普及を目指すにも、霊界の望む道具になるにも、霊界への強い信頼が必要ということです。霊的向上への高い志は、霊界への強い信頼があって持てるのです。

不完全な地球に住む不完全な霊的存在の私達には、これからも幾多の困難が降りかかることでしょうが、それさえも霊界への強い信頼があれば乗り越えられるのです！！

なぜなら困難の全てを、霊界生活の準備として捉えられるからです。
地上での全体験は、何十年後かに始まる霊界生活の準備になるのであり、その確信を持つにも霊界への強い信頼が必要なのです。

以上をまとめますと、霊界への強い信頼は、真理実践の意欲を持つために、道具として高い志を持つために、地上体験の全てを霊界生活の準備と見なすために必要ということです。

来る2012年も霊界への信頼をさらに強め、霊的向上を目指して気高く崇高に、誠実に生きていきたいと思います！！


さて今年も残り僅かとなりましたが、この1年当コラムをお読みいただきまして誠にありがとうございました。

来年も精一杯頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えください！！

2011年12月15日