皆様ご存知のとおり“地球人類を霊的真理によって救済する”と立案し準備し実行したのは霊界です。
だからこそ真理普及は98パーセントを霊界がし、地上人はわずか2パーセントとニューズレターに書かれているのですが、“霊界が98パーセント”というと地上人は「ほぼほぼ霊界がしてくれる!」と思いがちです。
しかし残りの“2パーセント”が重要なのです。2パーセントを地上人が100パーセントやってこそ(目いっぱいやってこそ)地上界に霊的真理が根づくのです。
そこで私は思います・・・
真理普及は確かに霊界主導であるけれど、その“使命と責任”は霊界も地上人もなく、同じ50パーセント対50パーセントだと。
なぜなら50対50なら50×50で2500の力が出ますが、60対40では2400、70対30では2100、80対20では1600、 90対10では900の力しか出ないからです。
では50パーセントの使命と責任をどう果たすのかとなれば、まずは真理普及をライフワークと位置づけ、生涯を真理普及に捧げる決意をすることです。
その決意の強さに応じて霊界は適切な時期に時機の来た人と出会わせてくれたり、普及の場を与えてくれます。
そうなれば使命と責任はとうぜん果たせますが、しかし現実はそう甘くありません。食べていくための仕事に従事しながら日々真理を学び実践・普及して行くには強い意志が必要だからです。
仕事で疲労困憊すれば真理の学びどころではなく、かといって無理をすれば摂理の働きで床に伏せることになります。
こうした舵取りの難しい日々が続くと、真理を手にしていながら使命も責任も果たせないと絶望的になるかもしれませんが、そのときこそ霊界が98パーセントであることと同時にシルバーバーチの言葉を思い起こすことです。
ここで注意が必要なのは、最善を尽くしていないのに霊界に任せてしまわないように「自分は本当に最善を尽くしているのか?もっと努力の余地があるのではないのか?」と絶えず自問することです。道具であっても努力は欠かせないのです。
以上をまとめますと、地上の道具として50パーセントの使命と責任を果たすには、自分に厳しく精いっぱい臨みつつも床に伏すまで無理する必要はなく、限界を感じたら霊界にお任せするということです。
かくいう私も限界を見誤り、これまで何度か床に伏せています。注意が必要ですね。
2018年04月16日