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【第112回】 「霊媒の書」 に見る、スピリチュアリズムの重大性

本書が対象としているのは、スピリチュアリズムの本質の深刻さを認識し、その途轍もなく大きい意義を理解し、かりそめにも面白半分に霊界との交信を求めることのない人々である(「霊媒の書」/18ページ)
ここを読むたびに私は、アランカルデックがその当時から、スピリチュアリズムの意義と事の重大さを認識していたことに、またそれを後世に正しく伝えていく責任を強く感じていたことに深く感動するのです。

同時に私達には、カルデック以上の責任があることを痛感します。
なぜなら私達は、カルデックが手にできなかった最高の霊界通信・「シルバーバーチの霊訓」を手にしているからです。
それは世界中の政治家や運動家が、力を結集してもできない地球人類救済運動に携わることを意味します。

ですが私達はこれまで、会社員や主婦として、一般市民として平凡に暮らしてきたにすぎません。人類救済運動のエキスパートでも、スペシャリストでもありません。

その私達が、なぜ最高の霊界通信「シルバーバーチの霊訓」を手にしただけで、“人類救済運動に携わることになるのだ!”と、不可解に思う方もおられましょう。

また余りにも突然の出来事に現実味が湧かないどころか、目に見えない霊界が主導することに秘密結社のような怪しさを感じるかもしれません。

しかしこれは現実の話です。夢想の話ではないのです。
人類だけでの救済は無理と見た霊界が、大掛かりな人類救済運動に乗り出したのです。

それでもまだ、「なぜ自分が?」と思われる方には、こう申し上げたく思います。
それは霊界を立つときに“自らが決めてきた”からだと。

知ってのとおり、霊界も地上界も絶対的摂理の支配下にあります。
それは“偶然はない”ということです。計画したことは大筋で実行されるのです。

私達が人類救済運動に携わらんとしているのは、霊界で決めてきた計画がまさに実行されつつある、計画どおりに進んでいるということなのです。

そうなんです。私達は計画どおり、最高の霊界通信「シルバーバーチの霊訓」に出合い、人類救済運動に携わらんとしているのです。
こう確信したとき私は、地上最高の計画を立てて生まれてきた自分に感動し、そして自分を思いっきり褒めたのです!!

だって、だってそうでしょ。人類救済という最高次元の利他愛発現を、霊界を立つときすでに決めてきたなんて……凄いじゃないですか!!褒めたいじゃないですか!!

この上は自らが立てた計画を、必ず完遂してから霊界へ帰ります!!
過去の自分が立てた崇高な計画を、今の自分が踏みにじってはならないからです。

人類救済に携わることほど崇高なことはないのです。

ですから、どうぞ、どうぞ皆様も、最高の計画を立てた自分を思いっきり褒めて、褒めて、褒めまくって、そして精一杯、計画遂行に当たってください!!

その努力は霊界へ帰ったとき必ず喜びに変わります。

私も、「スピリチュアリズムは軽々しく扱うべき性質のものではない…」(18ページ)というカルデックの言葉を胸に、計画遂行に全力で当たってまいります!!

2012年06月16日