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【第139回】 「シルバーバーチの霊訓」はなぜ凄い - 27

先回に続き愛について抜粋いたします。
イエスの教えの肝心かなめは“愛”です。“おのれを愛するごとく隣人を愛せよ。汝に敵対する者にも優しくすべし”です。愛とは摂理(神の心)の通りに行うことです。
(中略)
愛は霊性の最高の表現です。大霊から下さるものです。それを私たちがあなた方にお届けしているのです。
(霊訓10/182ページ)
愛は憎しみに勝ります。
(霊訓10/198ページ)
悲しいかな、霊的発達の未熟さゆえに人間は、自分を生かしめている霊力が地球を共有している他の全ての生命体を生かしめている霊力と同じであることに理解がいかないのです。
(霊訓10/198ページ)
愛こそが霊の正貨なのです。愛に発した奉仕がいちばん尊いのです。これに勝る宗教はありません。
(霊訓11/21ページ)
最高の指針となるのは人のために役立つこと、思いやり、謙虚さ、寛容心、協調性といった形で表現される愛です。愛は宇宙最大の力です。
(霊訓11/75ページ)
愛のタネを蒔けば愛が実ります。
(霊訓11/186ページ)
愛は神性の一つなのです。愛はその最高の形においては神々しさを帯びたものとなります。そして、生命と同じく、不滅です。
(霊訓11/202ページ)
愛の最高の形での表現は神性を帯びたものとなりますが、最低の形での表現は利己主義の極致となります。
(霊的新時代の到来/48ページ)
愛は宇宙における強力なエネルギーの一つです。ひたすら人類のためと思って働いている霊界の高級霊を動かしているのも愛なのです。
(霊訓11/202ページ)
今地上にはびこっている欲望はぜひとも愛に置き代えないといけません。なぜならば愛は霊性の表現の一つだからです。愛は色々な形をとります。哀れみ、奉仕、友情、協力などです。
(霊訓11/203ページ)
霊的能力を開発するための最大の要素は、その“人のために役立ちたい”という欲求です。それは病人だけでなく、同胞すべてに対する愛であり、その愛の中において治癒力が増してまいります。
(霊的新時代の到来/230ページ)
こうしてシルバーバーチは愛について様々に表現してくれています。
一方、「愛の豊かさはとても私には表現し尽くせません」、「あなた方の心臓の鼓動よりもなお身近にあるその愛の深さは、とうてい人間の言葉では表現できません」と言っています。

それはすなわち、愛は身近にありながら、その豊かさ深さゆえに本質までは地上人にはとうてい理解できないということです。しかしそれでもシルバーバーチのお陰で以前よりはずっと深く理解できるようになりました。

それによって愛発現が人間を成長させ、地上人生を価値あるものにすることに得心がいき、地上人生中により多く利他愛を発現していこう!と決意できたことを大変嬉しく思います。

以下は私が思う“究極の愛の言葉”です。
愛の最高の表現は己れを思わず、報酬を求めず、温かさすら伴わずに、全てのものを愛することができることです。その段階に至った時は神の働きと同じです。なぜなら自我を完全に滅却しているからです。
(霊訓1/146ページ)
(次回に続きます)

2014年09月16日