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【第71回】 年頭にあたり思うこと…実践への挑戦

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

霊的真理に出合って8年が経って痛感するのは、真理実践の厳しさ・困難さです。それは当時の人が、「わかっていながら実行できないということが、私にとっては悩みのタネなのです」(霊的新時代の到来/189ページ)と言っていることからも窺い知れます。
そこで今回は、真理の学習と実践を対比して考えて参ります。

まず真理の学習は、これまで知らなかった霊的知識が得られることなので、興味津々、楽しさ一杯です。真摯に学ぶ気さえあれば、3年くらいで真理の全体像を捉えることができます。
しかし実践はそうはいきません。3年くらいでは、利他愛の実践は勿論、霊中心の生活さえままなりません。楽しさより、厳しさ・困難さばかりが重くのしかかってきますが、それが、学習と実践の大きな違いなのだと思います。

すなわち、「知識を得るのは簡単、しかし実践は難しい」、「真理の素晴らしさに感動するのは誰にでも出来る、しかし実践には強い覚悟が必要」ということです。
つまり、強い覚悟がなければ、一生掛かっても霊中心の利他的生き方はできないということであり、実践に使うエネルギーは、学習に使うエネルギーの何十倍、何百倍、何千倍も要るということです。

そこで思うのは「心の道場」の皆様の実践の凄さです。地上人類の霊的覚醒のためにニューズレターを10年以上(号数にして40号以上)も無料で配布し続けておられます。その他にも分け隔てのない純粋な利他愛を実践されていらっしゃいます。

それを可能ならしめているのは、「心の道場」の皆様に、“スピリチュアリストとしての使命感”、“並外れた普及への意欲”、“真理への深い信頼と探求心”があるからです。その根底には、霊的同胞意識に基づく深い人類愛があるのは言うまでもありません。
私も「心の道場」の皆様を見習い、実践の厳しさ・困難さにめげず、スピリチュアリストとしての使命感・普及への強い意欲・真理への深い信頼と探究心を持ち続けたいと思います。

そのためには、明確な目標……近い目標(3ヶ月から1年)と、遠い目標(3年、5年、10年)を持つことだと思います。その目標から逆算して今何をすべきかを明確にすることが、真理の実践に繋がり、スピリチュアリストの責務を果たすことになると私は思います。
また、援助を求めて神へ祈ることも実践への大きな力となります。

今年も、真理実践に挑戦し続ける1年でありたいと思います。

2009年01月15日