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【第150回】「シルバーバーチの霊訓」はなぜ凄い - 38

今回は“霊力の観点”から宗教を見てまいります。

「宗教はいつの時代も基本的に霊力との関わり合いだった」とシルバーバーチが言っているように、霊力との関わり合いがない宗教は本来宗教ではないし、宗教とは言わないのです。

さらに「現在の聖職者たちは“霊の力”に動かされておりません」と言っていますが、これこそが今の地上宗教が、宗教としての使命を果たせなくなった理由であり、宗教界を霊的活力のない霊的不毛な組織にした原因だと私は思います。

本来ならば地上世界でもっとも霊力の満ちる場でなければならない宗教界が、霊力との関わり合いがなくなってしまったことは、私達人類にとって最大の不幸の一つであり嘆かわしく思います。

さてそこで、こうした霊力の観点から宗教を定義するならば、“宗教とは人々を霊力の行使範囲に手引きし霊力の恩恵に浴せるようにしてあげること”となります。

なぜなら霊力によって生活が一変するように手引きしてあげれば、その人の魂は感動を覚え、生命とは何か、生きるとはどういうことなのか、地上生活は何のためにあるのかを考えるようになるからです。

それによって霊的覚醒し霊的存在として地上人生が送れるようになれば、宗教はその使命を果たしたことになります。

それはすなわち真理普及は最高に宗教的であり、“最高次元の宗教的行為”といえます。

スピリチュアリズムを超宗教と呼ぶ所以はここにあり、最高の人助けである真理普及に携わる高級霊達は偉大な宗教者であり、真理を地上界にもたらしたその行為は、宗教的行為の最たるものであり、まさに最高次元の宗教的行為なのです。

その高級霊のもとで働く私達スピリチュアリストもまた宗教者であり、地上界でもっとも宗教的な人間なのです。

それはすなわちスピリチュアリストは、地上界のいかなる宗教指導者よりも宗教的な人間であり、その行為はいかなる宗教指導者の行為よりも宗教的ということです。

シルバーバーチの言葉です。

既成宗教がこのまま真理の光を見出せないままでいると、精彩を失い暗闇に包まれて行きます。ですから、霊的真理を広めることが大切なのです。
(中略)
いちばん大切なことは(そうした組織ではなく)個人に目を向け、霊力の顕現の窓口となる霊的資質の開発を通じて、一人一人を霊的に甦らせることです。
(霊訓9/116ページ)
既成宗教の中にも真摯に最善を尽くしている人が大勢いることは認めます。しかし霊界からの援助なくしては、それは暗闇の中で手探りしている子供のようなものです。
(霊訓10/159ページ)
宗教の目的は人類を不変の霊的関係による同胞性において一体ならしめることにあるはずです。
(霊訓10/183ページ)
宗教とは宇宙の大霊すなわち神の御心に一歩でも近づくことになるような生き方をすることです。あなたの行為の中に神の御心が表現されることです。
(霊訓10/174ページ)


2015年10月15日