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【第108回】 オセロの中島知子氏から思う真理普及の必要性
オセロの中島知子氏が、芸能活動を長期にわたって休業していることが話題になっています。家族と連絡を絶ち、女性占い師と共同生活を送る中島氏は、引きこもり状態にあると言われます。その占い師は著名人と知り合いであることを語って信用させマインドコントロールしていくそうですが、私がここから思うのはただ一つ、“真理普及の必要性”です。
まして全国に同じような事例が沢山あると聞けば尚のことそう思いますが、その原因は全て霊的無知にあります。
霊的無知だから占いや霊能力に神秘性を感じ、それが占い師や霊能者を特別視し(特別な能力の持ち主と見て)、頼ることになるのです。
真理普及が進み誰もが正しい霊的知識を持つようになれば、人間である占い師や霊能者を頼ることはなくなります。
また霊能者自身も、霊能力でお金を儲けるのは摂理に反し、霊能力は人々の幸せのために無償で役立ててこそ摂理に適うことを悟ります。
すなわち真理普及は、一人一人が正しい霊的知識を持つことで占いや霊能力を頼らなくなるのに必要ということですが、真理普及が必要な理由はもう一つあります。
それは心を無防備にしないためです。
霊的無知とは心の無防備状態を指し、それは私達が想像する以上に危険です。
だからと言って、それを地上宗教に頼るのは間違っています。
なぜなら、間違った宗教教義による心の束縛は、占いやニセ霊能力に心をコントロールされるのと同じく危険だからです。
自由であるべき心を、占いやニセの霊能力、間違った教義でコントロールされるほど危険なことはありません。
それによって一生を台無しにすることだってあるのです。一連のオウム事件がそれを証明しています。
人間の心を守るのは、スピリチュアリズムによってもたらされた霊的真理しかないのです。
霊的真理から正しい霊的知識を学び、霊的自立して地上人生を歩むことが、あらゆる外敵から自分の心を守るのです。それしか方法はないのです。
さてここでもう一つ注意しなければならないのは、霊的無知だけが占い師やニセ霊能者に騙される原因ではないことです。心の弱さも原因になります。
カルトや宗教問題に詳しい弁護士は、恐怖心や依存心の強い人ほど騙され易いと言っていますが、一理あると思います。
なぜなら霊的無知な人は大勢いるのに、全員が騙さるわけではないからです。
とは言え人間の心は弱く直ぐに恐怖心や依存心が湧きます。
しかしそれさえも、霊的真理を土台にした信仰心が確立していれば乗り越えられるのです。信仰が心の弱さをカバーするからです。
近年増えている麻薬やアルコールへの依存も心の弱さであり、それも真理普及でなくせます。
人間にとって霊的真理を知ることほど重要なことはなく、その重要な真理をいち早く知った私達スピリチュアリストは、当然しっかりと普及していかなくてはなりません。
私達が頑張って普及することが、占い師やニセ霊能者から人々を守ることになるのです。だから皆様、頑張りましょう!!
私も真剣に懸命に真理を普及してまいります!!
2012年02月15日