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【第84回】 ニューズレター48号から思うこと - 1

今回から数回にわたりニューズレター48号から学んだこと・思ったことを、本文を引用しながらお話させていただきますが、一番強く感じたことは利他的生き方の重要性と、真理普及の必要性です。

なぜなら経済破綻・病気・伝染病の大量発生・動物虐待など、その全てが人類の摂理違反(利己主義と物質主義)が原因だと書かれているからです。

人間を幸せに導くはずの宗教でさえも、人々に様々な苦しみと多くのカルマを持たせていますが、これら全ての解決には真理の普及が不可欠です。

それは真理の普及には三大使命─人類の霊性向上・宗教革命・霊的同胞世界の確立─があるからです。これらが成就できて始めて人類は地上天国に住めるのです。ですから何としても、真理を普及していこう!!という強い覚悟でおります。

それでは本文を引用しながら、お話を進めて参ります。
今後、日本はさらに厳しい経済状況へと追い込まれていくことになります。政府には打つ手がなくなり、多くの日本人が経済的困難を悲劇と考え、悲嘆にくれることになるでしょう。
(NL48号/3ページ)
人間心で見れば経済破綻は有り難くありませんが、目を宇宙に転じればこれまでと何も変わらないことが分かります。太陽は昇り、雨は大地を潤し、地球は公転と自転を繰り返し、神は愛によって宇宙を経綸しつづけます。そして私達人類は神の無限の愛で、これまでそうであったように、これからも未来永劫・永遠に生き続けます。

ですから嘆く必要はないのです。どんな状況でも真理を手にした者として明るく堂々と生きていきたい。困難なときこそスピリチュアリストの本領を発揮するときだと思いたい。そんな気持ちでいます。
今日本は、経済発展の次の段階にさしかかっています。これまでのような経済大国という時代遅れのレベルにとどまり続ける必要はありません。
(中略)
日本は経済大国を卒業して、より次元の高い「精神的・霊的国家」を目指していかなければなりません。
(NL48号/4ページ)
私が真理に出合って痛感したのは“地上人類の生き方の間違い”です。このままでいいはずがないのです。霊的存在である私達は動物にも劣るような生き方をしてはならないのです。
それには、経済大国から精神と霊中心の国家へと転換する必要があります。

その転換が経済破綻をきっかけになされるならば、それは本当に有り難いことだと思います。経済的な苦しみが日本国民のカルマを清算し、日本人の霊的覚醒になるのなら、経済的困窮は日本人が霊的宝を手にする絶好のチャンスと言えます。

さらに日本が世界に先駆けて、霊的真理を規範とした国家を構築したなら、日本は世界で一番“霊界に近い国家”になれるのです。最高次元の奉仕国家として人類に貢献できるのです。そう思うと希望で胸が一杯になります。
日本のために世界のために滅私となって、精一杯働きたいと思います。
これほど多くの人々が大切な肉体を病んでいるという実情は、地球人類の霊的レベルを物語っています。
(NL48号/5ページ)
霊的レベルの低さが病気の原因とは真理を知らない限り分かりません。しかし真理を知ると、これほど納得できる病気の原因は他にないことが分かります。
病気発生には、肉体次元・霊的次元、前世か今世かといった違いはありますが、いずれにしても摂理違反が原因なのですから、人間の霊的レベルが上がれば病気は減少します。真理普及は人類の “病気減らし” にもなるのです。
人間は自然界と協調関係を保ち、自然界と一体となるとき、
(中略)
自然界にみなぎっている「生命エネルギー」によって心身が満たされるようになるのです。
(NL48号/7ページ)
人間に自然が必要なことも、都会の生活が心身を疲弊させることも大半の地上人は知っていますが、だからといって今すぐに生活を変えるわけにはいきません。

そこで必要なのが祈りや瞑想です。祈りや瞑想による霊的エネルギー(生命エネルギー)の取り入れは、現代生活には欠かせないと思います。また利他愛で心を常に満たしておくことも霊的エネルギーの取り入れには必要です。
(次回に続きます)

2010年02月15日