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【第134回】 「シルバーバーチの霊訓」はなぜ凄い - 22

愛とは摂理を成就すること(霊訓8/192ページ)
という深遠な言葉に魅せられて、愛についてもっともっと知りたい!と私はいつも思っています。
そこで今回は愛についてお話したいと思います。

愛は根源的エネルギーであるゆえに宇宙最強のエネルギーであり、全てを進化させる力があります。

霊主で利他愛に励むと霊的成長できるのも愛の力ですが、愛発現こそが最も重要だ!と悟ったのは次の箇所からです。

霊界通信に霊媒の潜在意識を混入させないために、霊媒に代わる機械的通信手段(電話機のようなもの)が必要なのでは?という質問に対し、シルバーバーチが「それでは温かみがない(愛がない)」と答えているところです。(霊訓6/115〜117ページ参照)

霊界通信の目的は霊的知識をもたらすだけでなく、霊界と地上界の間に愛の交流、愛発現がなされることも重要な目的なのです。

それを[霊界人→機械→地上人]にしたら、愛の介在しないものが入り目的が果たせなくなります。
[霊界人→霊媒→地上人]でなければならない理由はそこにありますが、シルバーバーチはこう述べています。
大切なのは霊媒という“電話機”と、メッセージを受ける人間に及ぼす影響です。それに関わる人ぜんぶの霊性を鼓舞することに意図があります。
(中略)
それを機械を使って代用させようとすることは、進化の意図に反することです
さらに驚くのは「霊界通信は、愛の発現の場を提供することになる」と言っていることですが、これはスピリットヒーリングにも相通じます。

カルマが切れない限り病気は完治しないのが摂理なのに、なぜヒーリングをするのか。その理由はヒーリングを通して霊界と地上界の間に愛が発現されることが重要だからです。

霊医の愛で調合された治癒エネルギーは、治療家の無償の愛で患者へと届けられ、その治癒エネルギーが霊的刺激となって患者の霊的覚醒を促す。それが重要であり、それこそがスピリットヒーリングの目的なのです。病気完治が二の次なのはそのためです。

霊界通信とスピリットヒーリングを惹き起こしているのは、言うまでもなく愛の力なのです。愛の根源は神であり、神から神性を賦与された私達は、神と質において同じ愛を発現できます。

そう思うと、もっともっと愛を発現したくなりますが、愛の力は強力ゆえに摂理に適う正しい愛を発現していかなくてはなりません。

摂理に適って正しい利他愛を発現したならば、それはプラスに働き平和をもたらしますが、反対に摂理に反した利己愛を発現したならば、それはマイナスに働き紛争や戦争を惹き起こすからです。

愛の力の強さは、シルバーバーチの次の言葉からも窺い知れます。
私がこうして使命を継続できているのも、地上に愛があるからです。
(霊訓8/21ページ)
これからもより正しい愛発現に努めてまいりますが、こう決意させた「シルバーバーチの霊訓」は、やはり凄い!です。

2014年04月16日