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【第147回】「シルバーバーチの霊訓」はなぜ凄い - 35

僅かながらも霊力の理解が深まるにつれて心に湧きあがるのは、地上人生を霊的光(霊力)に導かれて送りたい!!という途方途轍もない願望ですが、そのためには霊力が流入するような生活を送らなくてはなりません。そこで今回はシルバーバーチの言葉を拾いながら、その生活について見ていきたいと思います。

その生活とは言うまでもなく、物的側面より霊的側面を優先させた真理と調和した生活のことですが、それにより“必要なときに必要なものを授かるという霊力に導かれた生活”が送れるようになります。その箇所を引用します。

“野のユリはいかに育つかを思え。労することもせず、紡ぐこともせざるなり”
(中略)
これは、自然の摂理に調和した生き方をしていれば、必要なものはその摂理が用意してくれるという意味です。
(新たなる啓示/63ページ)
これこそが私達が目指す生き方ですが、霊的存在者である私達には、これに加えて、内部に宿る霊的な力への確信と、動機と目的を正しく持つことが必要です。その箇所を引用します。
そこで是非ともあなた方には、今あなた方を支え援助している力が霊的なものであり、それには成就できないものは何一つないことを知っていただきたいのです。
(霊訓1/101ページ)
動機と目的さえ正しければ、霊の力が何とかしてくださることは、これまでの体験でも十分に証拠を手にしておられるはずです。
(新たなる啓示/101ページ)
また私達の心が愛と慈悲で満たされていることが、霊力の流入には不可欠です。その箇所を引用します。
あなたの心が愛と慈悲に満ちていれば、あなたのもとを訪れる人の力になってあげることができます。反対に不快・不信・怨みなどを抱いているようでは、霊力のチャンネルとはなり得ません。そうした低級感情は霊力の流れの妨げとなるからです。
(新たなる啓示/50ページ)
さて最後に引用するのは、真理普及という価値ある仕事に携わる者が心得ておかなければならないことです。
価値の高い仕事を託された人は、その仕事を担うに足る霊力を試すための、さまざまな試練と試金石とが与えられるものです。
(新たなる啓示/37ページ)
生きるために必要な最低限のものは、最後の最後まで忍んでいれば必ず用意されてきております。
(新たなる啓示/34ページ)
ここで以上をまとめます。
“霊力に導かれた生活”を送るには、霊優位の摂理に調和した生き方に加え、内部に宿る霊的な力を信頼し、動機と目的を正しく持ち、心を常に愛と慈悲で満たしておくことが必要ということです。

シルバーバーチの言葉です。
獲得した知識は着実に実生活に生かしていくように心がけましょう。
(中略)
そう努力することが又、より大きな叡智、より大きな愛を受けるに相応しい資質を身につけることになり、
(中略)
その驚異的な霊力とのいっそう緊密なつながりを得ることになるのです。
(霊訓2/26ページ)


2015年06月16日