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【第130回】 「シルバーバーチの霊訓」はなぜ凄い - 18

先回に続き神観についてお話いたしますが、今回は5つの神観の中の“創造主としての神”と、“大霊としての神”から考えたこと・感じたことをお話させていただきます。

まず“創造主としての神”から感じたのは、この広大無辺の宇宙には想像していたとおり創造主がおられた!という大きな喜びと大きな安堵感でした。

広大無辺の宇宙を創造するほど偉大な神がおられる以上、私達が心配することなど何もなく、ただ摂理に沿って生きていけばよいだけなのです。

創造主である神は人類はもとより全存在物を、“愛”と“目的”を持って造られたのであり、それは存在において全ては平等であり不要なモノ・無駄なモノは何もないということです。

それゆえ全存在物は神の創造機構の中で、互いに影響し合いながらも協調し調和し共存していけるのです。

そうした中で私達人類が果たす役割は、創造主に代わって地上界の全存在物を愛で管理し進化させることです。

それにより地上界を調和と共存の平和な世界にしていくことですが、それは“大霊としての神”からも感じました。

なぜなら「全ての存在物に大霊が宿っている」という“大霊としての神”を理解できたならば、全ては大霊の愛で繋がっていることが理解でき、私達は大霊を愛するがごとく全てのモノを愛せるからです。そうなればとうぜん調和と共存の世界が実現します。

イエスの説いた“愛の神”に“摂理の神”を加え、さらに“創造主としての神”“大霊としての神”“究極の理想であり目標としての神”を説いたシルバーバーチ、

様々な角度から神を説くことで、より正しい神観を示さんとしたシルバーバーチ、

改めてシルバーバーチの凄さを感じます!!
一人一人が、神の無限の可能性を秘めた統一体としての一部なのです。
(シルバーバーチの霊訓2/159ページ)
というシルバーバーチの言葉が深く理解できたのも、シルバーバーチが正しい神観を示してくれたお陰です。最後にシルバーバーチの言葉を引用します。
私はこれまでの身をもっての体験から、宇宙を支配する霊力に不動の信頼を置いております。一分一厘の狂いもなく、しかも深遠なる愛の配慮のもとに、全大宇宙の運行を経綸する神的知性に、私はただただ感嘆し、崇敬の念を覚えるのみです。

もしも地上人類が、その神の心をわが心として摂理と調和した生活を送ることができれば、地上生活は一変することでしょう。

その力はいくらでも授かることができます。神がわが子に施す恩寵ほど気前のよいものはありません。
(シルバーバーチの霊訓1/191ページ)


2013年12月13日